こんぽたと両声類業界タイムトラベル【雑記】

 

 

就活の時期ですね。

 

 

就活といえば、WHOの発表で「院生時代に地獄だった新社会人が趣味として再燃するものリスト」と言うものがあった。

 

 

 

 

そう、

 

 

「両声類系の歌ってみた」

 

 

である。

(大嘘)

 

 

(一応解説…両声類とは男声女声どちらの声も出せる人のことである。ニコニコで言うと「両声類」「彼女は男性です」あたりのタグ)

 

 

最も熱中してたのが2010年より前で、少なくともここ10年は確実に追えてなかった。

 

 

昔はニコニコ動画で良さげと思ったものはすぐにアクセスできるようにしてたし、実際毎日聞いてたように思う。

 

 

さて、10年程追えてないということは、知識が10年前で止まっていると言うことである。

 

 

1番有名な歌い手は?と言われれば赤ピコだし

 

 

女性で有名なのは?と言われればひと里さんしか出てこない。

 

 

あとはhalさんのこれとか

 

 

男性でくぎゅのモノマネするとかいう偉業を成し遂げたアルティメット・ハイさんとか

 

 

後にりゃくさんに名前変更したラクル28歳♂さんとか

 

 

とにかくこの辺の時代の知識しかないわけである。

 

 

そんなぽたが久しぶりに両声類業界を見てみた。

 

ジェネレーションギャップの狭間に吸い込まれて帰ってこれないかと思った。

 

こんぽたを置いてめちゃくちゃ時代は進歩していた。気分はもうタイムトラベラーやで…

 

 

今回のタイムトラベルの中で、いくつか驚いた点を挙げてみようと思う。

 

 

やっぱ「すごい人=再生多め=有名」なので、基本的に有名な人ばっかりの紹介になるのをご了承いただきたい。

 

 

 

 

 

①女性両生類界の進歩

 

 

知らない間に女性両声類界に激震が起きてた。

 

 

2011年頃から活動してらっしゃったいかさんという方がえげつないクオリティだった。

 

 

男声を出す際は胸への響かせ方だったり、エッジというか濁りをつけることでそれっぽく聞こえるのだが、

 

この感覚を女性が身につけられるのは一般的に至難の業と言われている。

 

 

それをここまで出来るのは本当にびっくりした。

 

 

あと歌だけでなく台詞とかも出来るようで、完全無欠じゃん…逆に何ができへんのや…。

 

 

 

 

 

 

②ハイトーンと両声類

 

 

10年以上前にもハイトーンを売りにする歌い手は沢山居たように思う。Geroさんとか。

 

 

ただそれはめっちゃシャウトしてみたりと「男性として」高い声だったように思う。

 

 

当時の両声類はりゃくさんとかhalさんとかの裏声系の両声類が多く、

地声のハイトーンから両声類を目指す歌い手は少なかったような気がする。(ピコさんとかはいたけど)

 

 

そのため何となく「両声類は裏声のが有利なのかな…?」と思っていたのだが、最近はどうもそんなこともないらしい。

 

 

 

 

2012年から活動してるウォルピスさんという方がいた。

 

 

出自としては両声類というよりは高音系という感じがするが、確かにやや女声っぽくも聞こえる部分がちょこちょこある。

 

 

 

 

まふまふさんも4年くらい前にようやく認知したけど、この人も地声系のアプローチでここまで出るのは正直本当に凄いと思った。

 

 

上記お二方を見る感じ、確実にハイトーンと両声類の距離はかなり近くなっているような気がした。

 

 

色んな解説で言われている通り、両声類には地声系アプローチ裏声系アプローチが存在する。

 

地声系最大のデメリットとして、練習しても声の変化が判りづらい、というものがある。

 

 

成果が出るまでにめちゃくちゃ時間がかかるため、地声系の歌い手さんが初期は少なかったのでは?

 

と思ったけど見てない歌い手さんがごまんといる(もっと?)からどうなんやろね????

 

 

 

 

 

 

 

③一線を越えた衝撃

 

 

今回こんな記事を書いたわけがあって、

これなんですけど

 

 

 

 

 

なんやこれ…?????

 

めちゃくちゃうまない…!?!?

 

 

Voはすたんがんさん。2011年頃から活動してらっしゃるそう。

 

両声類特化…というよりは結構地声の歌ってみたも多め。

 

 

乙女解剖聞いてる限り地声系のような気がするんですけど声帯どうなってるんやこれ…?

 

 

地声系でどうしても出てくる男臭さみたいな部分を声帯を駆使したロリ声でがっつり相殺しようとしている手法…????

 

 

再生回数見てる限り人気っぽそう。そらそう。

 

 

 

 

 

 

 

④両声類の飽和…?

 

 

元々両声類は性同一性障害で悩む人のために開発された手法をベースとしており、アングラ感の強い界隈であったのは否めない。

 

 

それが長きにわたる歌い手ブーム、そして近年のVTuberの活躍によって

両声類全体の人口としては緩やかに増加傾向にある気がする。

 

(Vでもふぇありすさんとかいますもんね)

 

 

そのため、「めちゃくちゃ上手いのに明らかに再生回数が釣り合ってない歌い手が出る」という事態が頻発している。

 

 

個人的に1番びっくりしたのはこちらの方。

 

 

 

 

いや上手くね!?!?!?

 

 

最初見た時再生回数200台でなんかのバグかと思ったわ!?!?!?!?!?

 

 

いるふぁなさんという方でした。

 

 

ニコ動で確認できる活動は2020年とかなら新しいにしても、もっと伸びてええのでは…?と思いました。

 

(上記動画は結構頻繁に聞いてて、1000超えた時は泣きそうになりました)

 

 

いるふぁなさんは講座もやっているので参考にしてくださいね(ステマ

 

アプローチとしては裏声系です。

 

そもそも裏声でその音程は楽に出んわ!と思ったけどやっぱ実力なんやろなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてここまで両声類のジェネレーションギャップについてつらつらと感想を書いたわけである。

 

 

ここまで偉そうに語っててこんぽたさん自身はどうなんですかね…?

 

と言われるとまぁ10年以上追っかけててもびっくりするくらい上手くなりませんね…裏声がど下手くそなのが問題なのか…???

 

 

まぁあれですよね、どの人も言ってますけど録音せにゃそりゃ上手くなりませんよって話ですよ。

 

 

この記事を書くためにニコ動漁ってたら過去に投稿した歌ってみた動画が出てきた。

 

 

2010年なのでもう11年も前になる。両声類動画…のつもりでした。

 

 

コメントみたら「もう少し頑張れよw」だの「音程www」みたいな感じだった。

 

 

あの頃にタイムトラベルして当時の自分に会えるなら?

 

 

投稿しようとするぽたを殴ってでも止めますね。